裸のままで飾っておくのも不憫なので服を作ろうと思います。
パテ盛り→削りで作ってもいいのですが、折角の関節が動かなくなってしまうので布で。
あ、水着とかなら動けるのかな。

紺のワンピース型です。
一応ロングのメイド服になる予定。
残念ながら着脱は肩関節及び開き手なので手首を外す必要があります。
最悪肩は外さずにいけますが、関節を壊すのもアレなので・・・。
まだ右しかつけていませんが、袖口はYシャツのような形でちゃんと折ることができます。


分厚いので綺麗な折り目にはなりませんが・・・。
服を作るのは初めてなので、まずは完成させることを目標としています。

ボークス製のカスタマイズフィギュアです。
8月27日に秋葉原ラジオ会館ボークスにて購入。

フィギュアベース、ヘッド、瞳デカールあわせてほぼ7000円。結構値が張ります。

フィギュアベースの内容物は胴体、足、手などのパーツと関節用のDMシートからなります。個人的好みからヘッドはとじ目の「おだやかいもうと」。アクリルアイはどうも苦手で・・・。
買ったら早めにパーツチェックしましょう。欠品の請求は購入から2週間以内でないと有償になってしまいます。
裕は欠品なしでした。

いきなり胴体完成。
バランスさえとればヘッドなしで絨毯の上で自立できました。
ここまでの作業に要した時間はおよそ3時間。
バリとの格闘が結構時間かかります。
省略してもいいのですが、18のパーツを埋める作業も結構大変ですよ。
4,5mmピンバイスなる物を所持していないので普通のドリル刃を手で回して。
チャックに取り付ける部分に輪ゴムを巻いておくと楽です。とはいえ、かなりの握力を要しますが・・・。
パーティングラインやゲートの処理など、プラモよりはガレキに近い気がします。

ヘッドもできました。
組んで自立。やはり髪が重いのでやや不安定です。
ツインテール根元が破損しそうなので、スタンドの使用をお勧めします。
大体ここまでで4時間程度かかりました。
製作途中、裕はDMシートの9番の関節パーツをぶち切ってしまいました。
埋め込んだ18に差し込むとき、少しでも硬く感じたら油分をぬってやった方がいいかもしれません。
簡単に抜けるようにはなりますが、破損するよりマシですので・・・。
手首、足首は穴の深さに特に注意してください。
油断しているとあっという間に貫通してしまいます。


ガレージキットよりも難易度はかなり低いと思われます。
市販ヘッドだけでもかなりの種類が出ていて、自分好みに組み合わせることもできますので、興味があれば一度造ってみることをお勧めします。
服も用意してあげないといけませんね〜。
あくまでも観賞用のフィギュアで、アクションフィギュアではありませんので完成後グリグリ動かして遊ぶ、という事は難しいです。

傾けた状態で2回キャストを流してみました。

こちらの方が2回目ですね。
胴体に1箇所1mmほどの気泡があるほかはしっかりとキャストが流れています。
気をつけてキャストを流せば問題なさそうです。
明日にでも組みたいと思います。

シリコン型が完成したので早速キャストを流してみました。
結果がこれです。

何といいますか、各パーツへキャストを流す太いランナーの部分が、一番遠い部品の方が高くなっていたようです。
こんな感じで全部品半端に流れて失敗におわりました。
型の修正云々ではすまない話になっていますので、型自体を若干傾斜させた状態で(横穴が水平になる様な状態で)固定してキャストを流し込みました。
現在硬化待ち状態です。
明日、また画像とともにアップします。

まずは複製するための原型を用意します。

次に、用意した原型を半分まで粘土に埋め込みます。
周りに見える青いものはGSIクレオスのMr.型取りブロックです。専用品でなくても構いません。

このとき、パーツと粘土の当る面は特に奇麗に均しておきます。
そうしないと、複製したパーツのパーティングラインが汚くなったりするからです。
パーツの配置はキャストが上手く回るように考えましょう。
私自身これが初めてなのでベストな配置であるとはいえません。
パーツを埋めたら湯口とランナー、空気抜きの穴の位置に割り箸やプラ棒などを同じように配置します。
後からカッターナイフなどで彫ることも出来ますが少しでも楽なように。
その後、空いたスペースにいくつかくぼみをつけます。
複製時に両面の型がずれないようにするためです。
こんなに沢山あける必要は無いかもしれません。

次はいよいよシリコン注入です。
シリコン主剤を開封したらまず攪拌します。
十分に攪拌したら必要な量だけ別容器に移します。
今回は紙コップを使用しました。
シリコンの比重はおよそ1.1だそうですので、今回は片面につき6.5×9.5×2(c)≒120gです。
主剤を計りおわったら硬化剤を説明書の指示に従って計測し、主剤に混ぜ攪拌します。
今回使用したシリコンでは硬化剤は重量比1%だそうですので1.2g、48滴でした。(説明書によれば4滴で0.1g)
すばやく、十分に攪拌してください。
十分に攪拌できたらいよいよ流し込みます。
一気には流し込まず、細い糸状に流し込んだ方が気泡が入りにくいようです。
流し込みが終了したら出来るだけ気泡を抜きます。
方法としては型に軽く衝撃を与えて気泡を浮き出させる方法、エアブラシ等で抜く方法などがあります。
前者は型を手で叩いていればある程度ぬくことはできます。
エアブラシを使う方法は、シリコン表面にエアを吹きかけ、シリコンを移動させて抜きます。ただしエア圧が高すぎると逆に気泡が増えるので注意が必要です。
また、真空容器に入れ、気圧を下げて気泡を抜く方法もあるそうです。
気泡が抜けたら平らなところに置き、硬化を待ちましょう。

8時間後、完全に硬化しています。
シリコンによって硬化時間は違うので説明書をご覧ください。


完全硬化したら、一度ブロックを壊し、粘土を取り除きます。

このとき原型が外れないように気をつけてください。外して作業する方も居るようですが、私ははずさないほうがいいと思います。
シリコンを傷つけないように丁寧に。
粘土を型から剥がしたら、型にバリアコートを塗布します。
このとき、原型には塗らないようにしましょう。
あまり分厚くすると型の精度が落ちますし、少ない(=塗れていないところがある)とシリコン同士がくっつきますので注意が必要です。
また、粘土を剥がしただけならば注意すれば何とか剥がせるそうですが、洗剤や溶剤で掃除している場合は粘土の油分も無いので絶対に忘れずに。
裕はそれで型を1コだめにしました(=240g)
粘土を剥がすときに溶剤を使う場合、気をつけなければ成らないのは溶剤の種類です。
また、バリアコートの代用品としてホビーカラーを使うこともできますが、この時もラッカー系は使用禁止です。水性アクリルをお使いください。
裕は今回GSIクレオスのMr.メタルカラーを使用しましたが、正直なところこれで大丈夫かはわかりません。
傷み等が発生した場合はまた追記します。

先日完成した原型をシリコンで型取りしキャスト置換します。
初めてのシリコン型なので大まかに書いていきます。
他サイトさんでもっとしっかり解説していらっしゃるところもありますので、詳しくはそちらをご覧ください。
少しでもこれからシリコンを扱う人の参考になればと思います。